歴史関連や小説、文庫等で約200冊　出張買取　埼玉県川口市安行

買取金額： 5,000円

※買取価格は当日の価格であり、状態等により価格変動する場合があります。その価格を保証するものではありません。

お譲りいただいた商品の詳細

買取品目: 文庫本
商品名: 藤原行成「権記」上中下セット等
ご依頼エリア: 埼玉県川口市安行
買取方法: 出張買取

担当スタッフから

私は小さいころから本を読むことが好きで、今でも月に1,2度は本屋さんで本を買いに行きます。特に文庫本は小さくハードカバーの単行本と比べると値段もお手頃で、つい色々手に取ってしまいます。最近はごはん系の小説にハマっていて出てくる料理が美味しそうだったり、読みやすい本も多いのがお気に入りです。たまに美味しそうな表紙で選んじゃう時もあります。

先日、担当スタッフが埼玉県川口市戸塚にお住いのお客様に所へ出張に行きました。本が200冊程あるとの事でしたが、拝見すると歴史物や小説の文庫が多かったです。歴史に関する本はそれを題材にした映画を観て興味を持ったので読んでみたそうです。最近は漫画や小説を映像化する事も増えたのでそこから原作を探して読んでみるのも面白そうですね。

歴史人物「藤原行成」とは

藤原行成（ふじわらのこうぜい972年－1027年）は、平安時代中期の貴族であり特に書道の名手で名を残した人物です。彼は藤原北家の一員で父は右大臣の藤原義孝、母は藤原兼家の娘であり貴族の名門に生まれました。行成は官僚でも優れた才能を発揮し、内覧や権大納言といった高位の官職を歴任しましたが最も有名なのは彼の書道の技術です。藤原行成は平安時代に「三跡（さんせき）」と称される三人の優れた書家の一人であり、小野道風藤原佐理と並びその名を高めました。行成の書風は端正で流麗な美しさを持ち、平安貴族社会における書の模範となります。彼の書のスタイルは「行成流」で後世に伝えられ、後の日本の書道史に大きな影響を与えました。特に彼の作品「白氏詩巻」は国宝でも名高く、行成の筆跡がいかに高く評価されていたかを物語っています。彼は文化的な教養を重んじ文学や音楽にも造詣が深かったことから、宮廷社会における文化人でも重要な存在でした。藤原行成はただの官僚でではなく、書道をはじめとする芸術や文化の分野で多大な影響を残した貴族で平安時代の文化史において欠かせない人物です。