字統や字訓等白川静の本や語学関連の本約600冊程　出張買取　埼玉県吉川市須加

買取金額： 15,000円

※買取価格は当日の価格であり、状態等により価格変動する場合があります。その価格を保証するものではありません。

お譲りいただいた商品の詳細

買取品目: 語学書
商品名: 字統や字訓等
ご依頼エリア: 埼玉県吉川市須加
買取方法: 出張買取

担当スタッフから

出張や宅配で様々な本を扱いますが、よく見かける本や作家もあります。全集だと文学全集や歴史全集等昔にみんなが持っていたような本は手放すタイミングも同じなのか、よくお問い合わせがあります。作家で印象的な人だと白川静さんですね。この方が書かれている本は定期的にお問い合わせがあります。名前も覚えやすいので、本棚に並んでいてもすぐにわかるようになりました。

今回お問い合わせ頂いたお客様の本にも白川静の名前がありました。その中でも字統や字訓はよくお問い合わせの本の中にあります。何種類かあるのかたまに違う外箱のデザインの物もありました。白川静さんの本は大きい物が多いので、梱包等も難しいかもしれません。今回のお客様は埼玉県吉川市にお住まいでしたので、スタッフがご自宅まで伺う出張でみさせて頂く形になりました。

漢文学者「白川静」とは

白川静は、日本の著名な漢文学者および漢字学者です。特に漢字の研究の中では重要な業績を残しているといわれており、形・音・意義などを深く探求しながら成り立ちや文化的背景についての理解を深めることに尽力したといわれています。

白川静は、京都大学で漢文学を学んで同大学で教鞭を執ったとされます。白川静の代表作の一つ「字統」は、成り立ちや発展を体系的に整理したもので研究の基礎文献として広く認識されています。この著作の中では、部首や字形の変遷を詳細に分析して漢字がどのようにして中国文化の中で発展してきたのかを知ることができます。

また、白川静は音韻や意味の変化にも注目しており、古代中国の文学や哲学との関連性を探求しています。漢字を単なる文字ではなく、文化や歴史の一部だけで捉えるなど特徴的な視点を提供していることも特徴の一つです。多くの講演や著作を通じて、重要性を広めて一般の人々にも理解しやすい形でその魅力を伝えるなど工夫も行っています。そのため、業績としては漢字の研究はもちろん、日本の中での漢文学の発展にも大きな影響を与えました。