楽器の種類はどれくらいある?分類ごとに解説

世界にはいったどれくらいの種類の楽器が存在しているかご存知ですか?実は、打楽器だけでも1,000種類以上存在しているといわれています。

今回は、弦楽器、打楽器、管楽器などの分類ごとに、特徴と代表的な楽器の種類についてご紹介致します。

楽器の基本的な分類

楽器は、主に以下の6つの分類で分けられています。

管楽器

管楽器は、息を吹き込んで音を出すというシンプルな仕組みをしています。そのため、演奏する際には、息のコントロールと呼吸の仕方が音色の良し悪しに大きな影響を与えます。

管楽器は、金属製のもの(トランペットやサックスなど)と木製のもの(クラリネットやオーボエなど)に大きく分けられますが、どちらも息を管内に伝えることで音を出しています。

音色は管の長さや太さ、素材、演奏者の吹き方によって変化し、繊細なニュアンスや力強い響きを表現することができます。また、管楽器の音色はその音の広がりと力強さが特徴で、合奏をするととても存在感があり、ソロで演奏した時にも迫力のある演奏をすることができます。

代表的な管楽器

トランペット、トロンボーン、サックス、クラリネット、チューバなど

打楽器

打楽器は、物理的に打つ、叩く、振るなどの手段で音を出す楽器の総称です。打楽器は、その力強い音色とリズム感で、オーケストラやバンドの演奏において重要な役割を果たすだけでなく、ソロ演奏でもその存在感を発揮することができます。

演奏者の技術や使い方によって、さまざまな表現が可能なのが特徴です。

代表的な打楽器

スネアドラム、バスドラム、ティンパニー、マリンバ、シンバルなど

弦楽器

弦楽器は、弦を振動させて音を出す楽器の総称です。

弦楽器の特徴は、その音の奏で方にあり、弦の長さ、太さ、張力、振動の仕方により、音の高さ(ピッチ)や音色(トーン)が決まります。弦楽器は、弦の振動を本体(共鳴箱)に伝え、共鳴させることによって音を大きくします。弦をこすりたり、指で弓を押さえたりすることで、音程や音色を変えることができるため、演奏する難易度は高いですが、非常に表現力豊かな楽器です。

代表的な弦楽器

ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、チェロなど

鍵盤楽器

鍵盤楽器は、鍵盤を押すことによって音を生成する楽器の一種です。
鍵盤楽器は視覚的に音の高さやリズムがわかりやすいので、初心者でも挑戦しやすい楽器といわれています。

さらに、鍵盤楽器にはダイクスナミクス(音の強弱)を調整できるものが多く、演奏者が表現したい音色を素直に表現してくれるという特徴もあります。

鍵盤楽器は、クラシック、ジャズ、ポップス、ロックなど、幅広いジャンルで使用されており、その多様性が魅力となっています。

代表的な鍵盤楽器

ピアノ、オルガン、アコーディオンなど

電子楽器

電子楽器は、電子回路やデジタル技術を使って音奏でる楽器のことを指します。

従来の楽器よりも音の表現の幅が広く、スタイルやジャンルを問わず幅広く対応ができるという特徴があります。

代表的な電子楽器

シンセサイザー、電子ピアノ、エフェクターなど

民族楽器

民族楽器は、各国や地域の文化や伝統に根ざした楽器であり、それぞれ独自の特徴を持っています。

民族楽器は、歴史的背景や地域の風土によって音楽のスタイルや演奏法が異なるため、非常に多様性があります。

代表的な民族楽器

日本:和楽器(琴、尺八、三味線、太鼓、琵琶など)
アフリカ:ジャンベ、マリンバ
インド:シタール
イギリス:バグパイプ

まとめ

世界中には、数えきれないほどの種類の楽器が存在していますが、主に管楽器、弦楽器、打楽器、電子楽器、鍵盤楽器、民族楽器の6種類に分類されています。
それぞれの音色には固有の特徴があり、各ジャンルの音楽でその魅力を発揮しています。

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