どうしたら高く売れる?古本を高く売る方法をご紹介!

不要になった古本を売ろうと思ったとき、せっかくなら少しでも高い値段で売りたいとお考えになる方は多いでしょう。

古本を高く売るためには、「古本を売る方法」と「高く売るためのコツ」の2点を押さえておくことが重要です。本記事では、それらについて詳しく解説していきます。

まずは古本を売る方法を決める

古本を売る方法は、大きく分けて「自分で売る方法」と「古本買取業者に依頼する方法」の2つになります。

以下では、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。自分に合った方法を選ぶ際の参考にしてみてください。

自分で売る

古本を自分で売る際には、ヤフオクやメルカリなどのオークションサイトやフリマアプリを利用する方法が挙げられます。

メリット

オークションやフリマアプリを利用すれば、自分の希望価格で売りに出せる分、高い値段で売れることもあります。希少性が高い本や限定版、絶版書籍などは、競争が少なく、価格が上がることもあります。

デメリット

売りたい古本の撮影、説明文の作成、出品、梱包、発送など、すべてを自分で行う必要があります。特に冊数が多い場合は、この手間が大きな負担となります。

また、オークションやフリマアプリで売る際には、出品してすぐに売れるというわけではありません。場合によっては売れずに残ってしまうこともありますし、売れずに残ってしまった古本を自分で対処する手間も発生してしまいます。

さらに、オークションサイトやフリマアプリでの売買は、ほとんどの場合個人間での取引になりますので、トラブルにつながる可能性も高くなります。実際に考えられるトラブルとしては、取引成立後にいつまでも入金がされなかったり、「商品が届かない」「思っていたものと違う」といったクレームとともに返金対応を求められたりすることもあります

自分で売る方法が向いている人

  • スマートフォンやパソコンの基本操作ができる
  • 時間に余裕がある
  • すぐに古本を手放す必要がない

自分で売る方法が向いていない人

  • 梱包や発送作業が面倒
  • 忙しくて時間が取れない
  • 古本をまとめて片づけたい

代表的なオークションサイト・フリマアプリ

ヤフオク

ヤフオクの最大の特徴は、価格がオークション形式で競り上がっていくという点です。そのため、出品した古本が想像以上の高値で取引成立するという可能性もああります。
しかし、その反面で、想定より低い金額しか提示されないという場合もあるため、結局いくらで売れるのかがわかりにくいというデメリットもあります。

また、ヤフオクの利用者層は30代~50代のミドル世代が多いという特徴もあります。

メルカリ

メルカリは知名度が高く、利用者も多いという事が一番のメリットでしょう。また、出品から取引成立までの時間もスピーディーであることが多く、利便性も高いという特徴があります。

利用者層は10代~20代の女性が多く、高額商品はあまり多くないという印象です。

古本買取業者に依頼する

メリット

古本買取業者に依頼する最大のメリットは、手間が省けることです。特に、大量の古本を売りたいときには出張買取などのサービスを利用すれば、自宅まで業者が来てくれて査定・搬送等全て行ってくれますので、とても便利です。

また、古本買取業者に依頼すると、買い取りから入金までの流れがとても早く、オークションサイトやフリマアプリを利用するよりも時短で現金化できるのもメリットです。古本買取業者によって入金までの日数は異なりますが、最短で即日入金の対応をしてくれる場合もあります。

デメリット

古本買取業者に依頼すると、オークションサイトやフリマアプリとは違って、自分の希望価格で売ることができないため、想像よりも買取価格が低くなる可能性があります。

また、雑誌やコミック、状態が悪い古本などは、買取対象外として断られるケースもあります。

古本買取業者で利用できる買取方法

古本買取業者に古本買取を依頼する際、方法はいくつかあります。業者によっても異なりますが、多くの場合、前述にもあった出張買取と持込買取(店頭買取)、宅配買取の3種類が利用できます。

本項では、上記の3種類について、特徴などをご紹介しますので、自分に合った方法を見つけるための参考にしてみてください。

出張買取

出張買取は、依頼者の自宅まで古本買取業者が訪問し、その場で査定・買取をする方法です。

メリット

  • 売りたい品物を店舗に持参する必要がない。
  • 車が無い人でも利用しやすい。
  • 古本の査定・買取から運び出しまで買取業者に任せられる。
  • 業者や自宅のエリアによっては出張費が無料な場合がある。

デメリット

  • 事前に予約が必要な場合が多い。
  • 自宅に他人を招き入れる必要がある。
  • 予約した時間の前後は自宅にいる必要がある。

宅配買取

宅配買取は、古本を依頼者が自宅で梱包し、古本買取業者の指定する場所まで発送したうえで、査定・買取をする方法です。

メリット

  • 近くに古本買取業者の店舗がない人でも利用しやすい。
  • 買取までに必要な作業をすべて自分のタイミングで行える。
  • 梱包する段ボールや送料が無料な場合もある。
  • 自宅から出る必要がほとんどない。

デメリット

  • 3つの買取方法の中で、最も現金化に時間がかかる。
  • 梱包が不十分だと、郵送時に本が傷む可能性がある。
  • 買取価格の交渉がしづらい場合がある。
  • 買取をキャンセルした場合、返送料がかかる場合がある。

持込買取(店頭買取)

持込買取(店頭買取)は、依頼者が店舗まで本を直接持っていき、査定・買取してもらう買取方法です。

メリット

  • 即日現金化できる可能性が高い。
  • 直接買取価格の交渉ができる場合がある。
  • 査定の担当者と直接話ができるため、安心感がある

デメリット

  • 店舗の運営費がかかる分、買取価格が低く設定されている場合がある。
  • 自分で本を店舗まで持ち込む手間がある。
  • 近くに店舗がない人は利用しづらい。

買取を依頼する場合の古本を高く売るコツ

ここまでの内容で、自分で売る方法と古本買取業者に依頼する方法のどちらが自分に合っているのか、お分かりになりましたでしょうか。

ここからは、古本買取業者へ依頼する方法を選択された方向けに、古本を高く売るコツを5つご紹介いたします。

少しでも高い値段で買取が成立するように、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ売りをする

古本買取業者に依頼する際には、古本を一度にまとめて売るのがおすすめです。

少量の本に対しては査定額が安くなることがありますが、まとめ売りをすることで業者側の手間が軽減され、効率的に買い取りを行うことができます。そのため、一冊ずつ売るよりも高い値段で査定金額を付けることが可能になるのです。

買取実績が豊富な古本買取業者に依頼する

古本を売る時は、依頼する古本買取業者を慎重に選ぶことをおすすめします。古本買取業者によって、買取が得意なジャンルと不得意なジャンルが存在する場合もあるからです。

そのため、買取実績が豊富でノウハウを多く持っている古本買取業者に依頼することで、幅広いジャンルの古本を適正な価格で買い取ってもらうことができます。

キャンペーンを利用する

古本買取業者の中には、「○○のジャンルの買取金額10%アップ」、「今なら送料無料」、「初回限定買取金額20%アップ」など、キャンペーンを実施しているところもあり、こういったキャンペーンを利用することで、通常よりも高い値段で本を売ることができます。

キャンペーンを利用するためには、古本買取業者の公式ホームページなどで最新の情報をチェックしてください。

帯やカバーがついている場合は揃えて売る

古本を買取査定に出す際、新品の状態に近いほどその評価は高くなります。そのため、読みづらいからと取ってしまうような帯や本カバーもできるだけ保管しておき、きれいな状態を保つようにしましょう。

売るタイミングや高く買ってくれる業者をチェックする

古本買取業者によっては、買い取りを強化したい本のジャンルを設定している場合があります。そういった情報が公式ホームページなどに掲載されている場合もありますので、チェックしておくとよいでしょう。

また、直近でアニメ化されたコミックや映画化された小説などは、話題の作品として需要が高まることがあります。そのタイミングでは、古本買取業者も買い取強化中の作品として、買取価格を高く設定している場合もあるため、売り時といえるでしょう。

まとめ

古本を高く売るには、古本買取の方法と、高く売るためのコツを理解しておくことが非常に重要です。

古本を売る方法には、主に自分で売る方法と古本買取業者に依頼する方法があります。それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。

また、古本買取業者に依頼する際には、まとめ売りをする、買取実績が豊富な業者に依頼する、キャンペーンを利用するなど、高く売るためのポイントを押さえた上で業者を選ぶことをおすすめします。

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