古書買取の業者の選び方とは?選ぶ際のポイントや買取方法などを解説

古書を売ろうと思った時、どの買取業者に依頼するかは非常に重要なポイントです。
しかし、どこに依頼するべきか悩む方も多いでしょう。信頼できる業者を選ぶには、いくつかのポイントを理解した上で探すのが効率的でおすすめです。

本記事では、そのポイントや買取方法などをご紹介していきます。

古書買取において知っておきたい事

古書とは、一般的に古い時代に出版された本で、現在では絶版になっているために、一般的な書店では新刊として購入することができない本のことを指します。

つまり、その現存数の少なさから希少価値が高く、売りに出すと高い値段が付きやすい分野なのです。特に、初版本や限定版、著者のサイン入りの本、または特定の文化的または歴史的価値を持つ古書は、コレクターや専門家から高い評価を受け、非常に高い値段で取引されることもあります。

そのため、古書買取を考える際は、その本が価値や歴史的背景などを考慮し、正しく価値を見極められる買取業者に依頼することがとても重要なのです。でなければ、ただの古い本として、安い値段で買いたたかれてしまうことも考えられるのです。

古書買取業者の選び方のポイント

前述のとおり、古書買取を依頼する際、正しい業者を選ぶことは非常に重要です。ここからは、古書買取業者を選ぶ際の重要なポイントをいくつかご紹介します。

専門書や希少な本の査定が得意な業者か確認する

古書は一般的な書籍とは異なり、専門性が高い分野になりますので、業者選びの際には、専門的な本や希少性の高い本などの買取が得意な業者を探す必要があります。

そのような買取業者の探し方としては、インターネットで検索し。古本買取業者のホームページなどを比較するのがおすすめです。

古書の買取実績が豊富な業者に依頼する

コミックや小説などを多く取り扱っているような、一般的な古本屋の場合、古書を査定する機会はほとんどないでしょう。そのため、古書を売る時は古書買取の実績が豊富な業者に依頼した方が、その価値を正確に判断してもらえる可能性が高くなります。

古書の買取実績が豊富な買取業者の探し方としては、上記と同じく、インターネットを利用して探すのがおすすめです。また、買取業者のホームページと併せて口コミサイトなども参考にするとなお良いでしょう。

査定料・出張料・送料が無料な業者に依頼する

これは古書に限った話ではありませんが、本の買い取りを買取業者に依頼する際、査定料、出張料、送料などの費用が発生する場合があります。

そういった買取業者は選ぶべきではないというわけではありませんが、もし、費用が掛かる買取業者に査定を依頼して、その金額に納得がいかずにキャンセルとなった場合、それらの費用が無駄になってしまいます。

そのため、全ての費用が無料である買取業者に依頼する方が無難だといえます。

キャンペーンを行っている業者に依頼する

買取業者の中には、買取に関するキャンペーンを行っていることがあります。

例えば、買取金額が通常より10%アップするキャンペーンや、特定のジャンルの古書を高額で買取するキャンペーンなどです。

古書は一冊の買取金額が高い場合が多いですので、買取金額がアップするという旨のキャンペーンを行っている買取業者に依頼するとさらにお得かもしれません。

買取業者を探す際に、併せてホームページやSNSを確認し、キャンペーン情報をチェックするようにしましょう。

代表的な古書の買取方法

古書を買取業者に依頼する際には、代表的な買取方法がいくつか存在します。それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在するため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

ここでは、店頭(持込)買取、出張買取、宅配買取の3つの方法についてご紹介します。

店頭(持込)買取

店頭(持込)買取は、買取業者の店舗に直接古書を持って行って、査定・買取してもらう方法です。

メリットとしては、その場ですぐに査定してもらえることと、買取業者にもよりますが、買取金額を即日現金で支払ってくれる場合が多いことが挙げられます。

買取価格に納得出来た場合、すぐに取引を完了させることができるため、簡単でスピーディーな方法です
また、査定金額に疑問があれば、業者に直接質問し、理由を聞くこともできるため、安心感もあります。

デメリットとしては、店舗から離れた場所に住んでいる場合や、大量の古書を持ち込む場合は、手間が大変で、時間もかかります。

出張買取

出張買取は、自宅に買取業者が訪問して古書を査定し、その場で買取を行う方法です。

特に大量の古書を一度に売りたい場合や、重い本を運ぶのが大変・面倒だという場合に非常に便利です。

メリットとしては、自宅で査定・買い取りが完了するため、売る側の手間が最小限に抑えられることです。また、大量の本を運ぶために整理する時間や自宅から運び出す労力なども一切必要ありません。

デメリットとしては業者によっては出張地域に制限があることです。地方のエリアではサービスの範囲外である場合もあるため、買取業者に事前に確認が必要です。

また、出張買取は事前予約が必要な場合が多く、予め日程を調整しておく必要もあります。

宅配買取

宅配買取は、自宅から買取業者宛てに古書を梱包・発送し、買い取りをしてもらう買い取り方法です。

メリットは買取業者が近くに無い場所に住んでいる人でも利用しやすく、自分が希望する買取業者を、全国どこからでも距離に関係なく選べる点です。

一方、デメリットは、査定結果が分かるまでに時間がかかる点が挙げられます。発送した本が買取業者に届くまでの日数や、査定が終わるまでの時間が他の方法に比べて長く必要になります。そのため、すぐに現金化したいという場合には向いていません。

また、査定金額に納得がいかなかった場合、返送料がかかる場合があります。

まとめ

古書買取を買取業者に依頼する際には、どの業者に依頼するかは慎重に選ぶ必要があります。

古書についての専門知識、買取実績が豊富な業者、買い取りに関わる料金が無料な業者、買い取り金額アップのキャンペーンを実施している業者など、いくつかのポイントを押さえた上で探すことがおすすめです。

また、古書の買取方法は、店頭(持込)買取、出張買取、宅配買取の3つが代表的です。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分のニーズに合った方法を選ぶようにしましょう。

お気軽にお問い合わせください!

買取内容・量をお伝えいただくとスムーズです。

0120-301-788
電話受付時間 9:00~18:00

LINE・メールでのお問合わせは24時間受付中!

航海堂は全国古書籍商組合連合会加盟店です

古物営業法に基づき、下記の身分証明書によるご本人確認が必要になります

運転免許証、健康保険証、国民健康保険証、後期高齢者医療保険証、住民基本台帳カード(写真付)、身体障がい者手帳、日本国パスポート、生活保護受給証、在留カード、特別永住者証明書