大切な思い出の写真をDVDに保存しておきたいけど、やり方が分からないと戸惑っている方はいらっしゃいませんか?
DVDは、大切に扱っていれば数十年は寿命が持つといわれていますので、大切な思い出の写真を長期間保存しておくには最適なメディアになります。
そこで、今回は、DVDに写真を保存する方法や注意点などを解説しますので、ぜひご参考にしてください。
DVDに写真を保存するメリット
長期保存が可能
DVDは、適切に保管すれば長期間の保存が可能です。
写真を現像して保管するよりも、デジタルデータとして保管しておいた方が劣化しにくく、データの保持性が高いのが特徴です。
また、スマートフォンなどに保存しておく人も多いかと思いますが、枚数が多くなってくると、端末の容量を圧迫する大きな原因の一つとなってしまいますので、外部メディアであるDVDに保存しておくのがおすすめです。
写真データが保存できるDVDの種類
DVDにはいくつか種類があり、ものによってデータの書き込みができるものとできないものがあります。以下の種類のDVDはデータの書き込みができるものになりますので、参考にしてください。
・DVD-R
・DVD-RW
・DVD-R DL
・DVD+R
・DVD+R DL
・DVD+RW
DVDに保存する際に必要な準備
DVDドライブが搭載されたPCを用意する
DVDにデータを保存するためには、DVDドライブが搭載されているPCを用意するのがおすすめです。
最近販売されているパソコンには標準でDVDドライブが搭載されている場合が多いですが、搭載されていないモデルもありますので、事前に確認しましょう。
搭載されていないPCには、外付けのドライブを購入して取り付けられる場合もあります。
データの整理と選別
保存したいデータがバラバラになっている場合は、あらかじめフォルダ分けなどをしておき、PC上での操作は最小限にしておくことがおすすめです。
そうしておくことで、保存したい写真の書き込み漏れを防ぐ事もできます。また、解像度やファイル形式(JPEG、PNGなど)も確認し、必要に応じてリサイズや変換等を行っておくことで、ディスク容量を効率的に使えます。
写真をDVDに保存する具体的な手順
ここからは、具体的にPCを使ってDVDに写真データを保存する方法をご紹介します。
①データの取り込み
まず、カメラやスマートフォンからパソコンに写真を転送し、写真データをパソコンに取り込みます。この時、DVDに書き込みたい写真を一箇所にまとめておいてあるか確認しましょう。
②DVDに書き込みたいフォルダを選択
DVDに書き込みたい写真が入ったフォルダを画面上で選択しましょう。
③書き込み・確認
書き込み操作をPC上で行い、完了するのを待ちます。
完了したら、ディスクを取り出し、PCで内容を確認します。写真が正しく保存され、ファイルを正常に開くことができたら、保存作業は完了です。
書き込みしたDVDの保管には注意が必要
せっかくデータを書き込みしたDVDを粗末に扱ってしまうと、写真データが破損してしまう可能性もあります。以下のポイントに注意して、大切に保管しておきましょう。
高温多湿を避ける
DVDは、高温度や湿気に弱いという特性があります。
家の中の一般的な生活区域で保管しておけばすぐに劣化するということは考えにくいですが、真夏や梅雨の時期に影響を受けやすいような場所で保管しておくのは避けた方が良いでしょう。
専用の保管ケースで保管する
DVDは、読み取り面をむき出しの状態で置いておくと、傷がついてしまい、データが正しく読み取れなくなる可能性があります。
そのため、DVD・CDケースなどの専用ケースに入れて保管することをおすすめします。
定期的にバックアップを取っておくと安心
DVDはデータの長期保存が可能なメディアですが、万が一の場合に備えて、定期的にバックアップをとっておくと安心です。特に、重要な写真データは、別のメディアにも保存しておくことをおすすめします。
まとめ
DVDに写真データを保存すると、長期保存が可能になります。
データを書き込みする際には、DVDドライブが搭載されているか事前に確認し、保存したデータはあらかじめ一か所に整理しておくようにしましょう。
また、データ書き込み後のDVDは、万が一の時に備えて適切な方法で保管しておくのがおすすめです。
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