古本の気になる匂いを消す効果的な方法を徹底解説!

古本の気になる匂いを消す効果的な方法を徹底解説!

古本を手に取ったとき、独特の香りがふわりと漂うことがありますよね。古書特有の紙の匂いを「味わい」と感じる人もいれば、カビやタバコの臭いが気になってしまう人もいるでしょう。

特にネットや古書店で購入した本は、前の持ち主の環境によって意外な匂いが染み付いていることもあります。

では、その気になる匂いをどうすれば消せるのでしょうか? 実は、身近なアイテムを使うことで、驚くほど簡単に改善できます。本記事では、古本の匂いの原因をひも解きながら、効果的な消臭方法を徹底解説します。

古本の匂いが気になる原因とは?

古本には独特の匂いがついていることが多く、その原因はいくつか考えられます。本の素材や保管環境によって異なるため、適切な対策を講じるためには、まず匂いの発生源を理解することが重要です。

紙の経年劣化による匂い

本の紙は長い年月が経つと、繊維の分解が進み、独特の古紙の匂いを発するようになります。特に酸性紙(酸性物質を使用して製造された紙のこと)は劣化が早く、変色とともに強い匂いが出ることがあります。

紙の劣化はリグニンやセルロースといった成分が化学分解することで発生します。この過程で、揮発性有機化合物(例:バニリン)が放出され、古書特有の「甘い」香りが生まれます。

湿気やカビによる匂い

古本が湿気の多い環境で保管されると、カビが発生しやすくなります。カビが放出する揮発性有機化合物(MVOC)が独特のカビ臭を形成します。
このカビの繁殖によって、独特のカビ臭や湿っぽい匂いが染みついてしまうことがあります。

タバコや香水、ペットなど外部からの臭いの吸着

本は紙でできているため、周囲の環境の臭いを吸収しやすい性質を持っています。特にタバコや香水は匂いが強いため、一度染み込むと消臭が難しい場合があります。

インクや接着剤の匂い

一部の本は使用されているインクや製本時の接着剤が原因で、独特な匂いを発することがあります。特に新品の本に多いですが、古本でも匂いが残っていることがあります。

収納場所の影響

本棚や段ボール、押し入れなどから揮発性有機化合物が放出され、その匂いが本に移ることがあります。

このように、古本の匂いにはさまざまな原因があります。原因を知ることで、事前に対策を講じ、古本への匂いの付着を防ぐことができます。

古本の匂いを消す方法【家庭で手軽にできる対策】

古本の気になる匂いを消すためには、いくつかの効果的な方法があります。まず、風通しの良い場所で本を換気することが基本です。適度に空気を流しながら、直射日光を避けて置いておくことで、時間とともに匂いが和らいでいきます。

それでも匂いが気になる方は、消臭効果のある身近なアイテムを活用する方法が有効です。以下で、それぞれの方法について詳しく解説します。

重曹を使う

  • 効果:消臭・除湿
  • 方法:
    • 密閉できる袋や箱に古本を入れる
    • 本と一緒に重曹(小皿に入れるか、布袋に包む)をセット
    • 1週間ほど放置すると匂いが軽減
  • ポイント:直接重曹を振りかけると紙が傷むため、必ず袋や容器に入れて使う。

活性炭を活用

  • 効果:消臭・湿気取り
  • 方法:
    • 活性炭をガーゼや布袋に入れて本と一緒に保管
    • 2~3日置いておくと匂いが吸収される
  • ポイント:消臭効果が高いので、ひどい匂いにも有効。

コーヒーの粉を使う

  • 効果:消臭(特にカビ臭に効果的)
  • 方法:
    • 使用済みの乾燥させたコーヒーの粉をガーゼに包む
    • 本と一緒に袋や箱に入れて2~3日置く
  • ポイント:強い香りが移ることがあるので、好みに合わせて置いておく時間は調整を。

虫干し

  • 効果:湿気・カビ臭取り
  • 方法:
    • 風通しの良い日陰か、直射日光の当たらない屋内で本を開いておく
    • 本を立てた状態で広げたまま数時間放置
  • ポイント:直射日光に当てると紙が黄ばむので注意が必要。古本に発生しやすい害虫対策も風通しが良ければ落とすことが可能。

無香料の消臭剤を活用する

  • 効果:消臭・湿気取り
  • 方法:
    • 古本と一緒に密閉できる袋や箱に入れる
    • 無香料の消臭剤(シリカゲルや炭タイプのもの)を本と一緒に入れる
    • 数日から1週間ほど放置すると匂いが軽減
  • ポイント:香り付きのものを使用すると本に香りが移るため、必ず無香料の消臭剤を選ぶ。

新聞紙を使った消臭方法

  • 効果:消臭・湿気取り
  • 方法:
    • 古本を新聞紙で包む
    • 密閉できる袋や箱に入れ、風通しの良い場所に置く
    • 2~3日放置すると、新聞紙が匂いや湿気を吸収
    • 必要に応じて新聞紙を交換しながら、1週間ほど繰り返す
  • ポイント:新聞紙のインクの匂いが移らないように注意。湿気を吸うため、こまめに交換するとより効果的。

古本の匂いを消す際に避けるべきNG行動

古本の匂いを消すには適切な方法を選ぶことが重要ですが、逆に避けるべき方法もあります。

香水や消臭スプレーを本に直接かける

香水や消臭スプレーを本に直接かけるのは厳禁です。揮発性有機化合物やアルコールが含まれているため、一時的に匂いを隠せても化学成分が紙に染み込み、長期的には変色や劣化を引き起こす可能性があります。

アイロンなどの高温の蒸気や水分の使用

高温の蒸気は紙繊維を膨張させ、変形させるだけでなく、湿度の増加がカビの発生を助長します。紙は湿気に非常に敏感であり、特に古書は湿気に弱いため注意が必要です。

強い洗剤の使用

洗剤の化学成分が紙に浸透すると、紙繊維の劣化や変色の原因となる可能性があります。特に酸性やアルカリ性が強い洗剤は紙へのダメージが大きいです。

古本を長く大切にするために、上記の方法は避けて自然な消臭方法を選ぶことが最も安全です。

まとめ

古本の匂いは、紙の経年劣化やカビ、外部環境の臭いなど、さまざまな要因によって生じます。

消臭の際は、身近なアイテムを利用し、風通しの良い環境で行いましょう。
具体的には以下の方法があります。

  • 重曹を使う
  • 活性炭を活用
  • コーヒーの粉を使う
  • 虫干し
  • 無香料の消臭剤を活用する
  • 新聞紙を使う

古本の匂いが気になる方は、この記事でご紹介した効果的な方法を活用し、古本の匂い対策をしてみてはいかがでしょうか?

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